minimize

gdmは、Gnome標準のグラフィカルログインマネージャです。
必要なライブラリがいくつかあるので、まずそれらをインストールします。
Gnome関連のファイルは ftp.gnome.org からダウンロードして下さい。

XML-Parser

Perl用のXMLパーサモジュールです。
CPAN / XML-Parser あたりからダウンロードします。

LFS version : 6.1.1
XML-Parser : 2.34

インストール方法は以下の通りです。

% perl Makefile.PL
% make
# make install

Python

スクリプト言語です。
Python からダウンロードします。
コンパイルは通常通りです。

LFS version : 6.1.1
Python : 2.4.3

libxslt

libxslt からダウンロードします。
コンパイルは通常通りです。

LFS version : 6.1.1
libxslt : 1.1.15

DocBook XML DTD

http://www.oasis-open.org/docbook/xml/4.2/catalog.xml 等をダウンロードしてきます。
そうしたら、/etc/xml/catalog ファイルに内容をコピーしましょう。

# cp catalog.xml /etc/xml/catalog

scrollkeeper

コンパイルは通常通りです。

LFS version : 6.1.1
scrollkeeper : 0.3.14

gnome-doc-utils

コンパイルは通常通りです。

LFS version : 6.1.1
gnome-doc-utils : 0.6.0

libglade

コンパイルは通常通りです。
xmlcatalog 関連のエラーが出てますが、気にせずに先に進むことにします。

LFS version : 6.1.1
libglade : 2.0.1

libart

コンパイルは通常通りです。

LFS version : 6.1.1
libart_lgpl : 2.3.17

libgnomecanvas

コンパイルは通常通りです。
一つ注意点を。ダウンロードするとき
libgnomecanvas2 ではなく libgnomecanvas の方を落としてきましょう。

LFS version : 6.1.1
libgnomecanvas : 2.14.0

popt

Popt からダウンロードします。
コンパイルは通常通りです。

LFS version : 6.1.1
popt : 1.7

librsvg

コンパイルは通常通りです。
make install時に、LD_LIBRARY_PATH が設定されている必要があります。

LFS version : 6.1.1
librsvg : 2.14.3

gdm

これでようやくgdmをインストールする準備が整いました。
コンパイルは通常通りです。

LFS version : 6.1.1
gdm : 2.14.3

gdm の設定ファイルは、/usr/local/share/gdm にあります。
起動ユーザおよびグループが必要なので、作成します。

/etc/group

gdm:x:111:

/etc/passwd

gdm:x:105:111:Gnome Display Manager:/usr/local/sbin/gdm:/bin/false

Xの起動スクリプト

gdmでは、~/.xinitrc ではなく ~/.Xclients に起動スクリプトを記述します。
既存の ~/.xinitrc があれば、それを ~/.Xclients にコピーすればOKです。
このファイルには実行属性を付ける必要があります。

% chmod +x ~/.Xclients

ほとんどのディストリビューションでは、.xsession を起動スクリプトに使うのですが
gdmのデフォルトでは .xClients を使うようです。

自動実行

gdmを自動実行するための起動スクリプトは、自作しても良いのですが
BLFS Boot Scripts というものが用意されているので
これを使いましょう。
ダウンロードしてきて、必要なコマンドをインストールします。
今回ならば、

# make install-gdm

でOKです。
これで、/etc/rc.d 以下に必要なファイルがコピーされます。
ただしそのままだとパス設定が異なるのでちょっと修正します。

/etc/rc.d/init.d/gdm

export PATH=$PATH:/usr/local/sbin

ランレベルの変更

gdmを起動時に自動実行するには、ランレベルを5にする必要があります。
/etc/inittab を以下のように編集しましょう。

id:5:initdefault:

これで完了です。

[コメント(0)]