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まずはEclipseプラグインの作成方法を紹介します。

新規プロジェクトを生成します。
プロジェクト作成ウィザードの「Plug-in Development」から「Plug-in Project」を選択します。
テンプレートを使用すると、サンプル用のビューやエディタが最初から組み込まれた状態になるので
最初のうちはこれを使ってプラグイン開発の概要を理解するのがいいと思います。

プラグイン開発に必要なファイルは plugin.xml ただ一つです。
後は必要に応じて作成していく形になります。

plugin.properties

Javaのプロパティファイル形式で定数などを保存するファイルです。
この定数は plugin.xml から利用できます。
例えば、プロパティファイルに

providerName=tobject.de

という記述があった場合、plugin.xmlに

provider-name="%providerName"

という記述をすることが出来ます。
「%providerName」は「tobject.de」に展開されます。
多言語対応プラグインを作成するときには言語毎にプロパティファイルを用意することが出来ます。

プラグインのテスト

開発しているプラグインをテストするには、
plugin.xml を開いた状態でメニューから「Run As」→「Run-time Workbench」を実行します。
デバッグ起動したいときには「Debug As」を使います。
また、plugin.xmlエディタの「Overview」タブから
「Launch a runtime workbench」をクリックしても実行できます。

こうすると、新たなウィンドーが開いてその中でのみプラグインが有効になります。
テストが終わったらウィンドーを閉じましょう。

プラグインを組み込む

開発が進んできたら、Eclipseにプラグインを組み込みましょう。
まずは、プラグインをzipファイルに出力します。
いくつか方法はありますが、簡単なのはAntを利用するやり方です。
パッケージエクスプローラなどで plugin.xml を選択し、右クリックメニューから
「PDE Tools」→「Create Ant Build File」を選択します。
これにより、プロジェクトのルートディレクトリに build.xml ファイルが生成されます。

Antビューにこのファイルを登録し、「zip_plugin」ターゲットでAntを実行します。
これで、プロジェクトのルートディレクトリにzipファイルが生成されます。
プラグインの組み込み方法はいくつかあります。

Eclipseルートディレクトリに格納する

一番簡単なのがこれです。
Eclipseをインストールしたディレクトリのpluginsディレクトリ以下にzipファイルを展開します。
あとはEclipseを再起動すれば、プラグインが組み込まれた状態でEclipseが起動されます。

外部プラグインフォルダの利用

上のやり方だと、Eclipseの標準プラグインと格納場所が同じになってしまうので
若干の不便が生じます。
追加プラグイン専用のディレクトリを作って、そこで管理することが可能です。

Eclipse3では、使用方法が2と違うので注意して下さい。
まず、適当なディレクトリ以下に「eclipse」ディレクトリを生成します。
他の名前ではいけません。
次に、作成したディレクトリ以下に「plugins」「features」という名前のディレクトリを作成します。
さらに、同じディレクトリ上に「.eclipseextension」というファイルを作成します。
内容はこんな感じにします。

name=Eclipse Platform ext
id=org.eclipse.platform.ext
version=3.0.0

作成したプラグインをpluginsディレクトリ以下に展開したら、
Eclipse上からこのプラグインフォルダを登録します。

Helpメニューから「Software Updates」→「Manage Configuration...」を選択します。
開かれたウィンドーの右ペインから「Add an Extension Location」をクリックします。
ディレクトリ選択ダイアログが開くので、ここで先ほど作成したeclipseディレクトリを指定します。

Eclipseを再起動する確認が促されますので、再起動すれば完了です。
ディレクトリ名が違ったり「.eclipseextension」ファイルが無かったりすると
エラーが発生します。